ツキノワグマのテレビ

昨晩 1月15日の NHKスペシャルは 森の王者 ツキノワグマ
と 題された番組だった
動物ものだから 普通なら日曜の大河ドラマの前にするものだろうに…
なにかあるんだろうなー と 思ってはいたんだけれど…

ツキノワグマには 大変興味が尽きないので ゆっくりと見る…
足尾の山で 28年もツキノワグマを追いかけているカメラマンが 主役の一人
もう一人(一匹)は 彼がこぐまの頃から写している「次郎」と名付けられたメス熊
結論から書くと 次郎は成長し 子育てを何度かする
おととし 1匹 オス熊に追い詰められて 木登りまでして逃げたけれど
結局 オス熊に子どもをかみ殺されてしまった…
翌年 生存を心配された「次郎」だったが 春遅く
冬眠しているだろうと思われた岩場の洞穴から 二匹の小熊を連れて出てきた
あー 次郎 生きていたんだ 良かった 小熊も2頭授かって…
だけれど それもつかの間 また大きな去年とは別のオス熊がやってきて
次郎は死闘を繰り広げるのだけれど
戦いむなしく 小熊は二頭とも 次郎の目の前で オス熊にかみ殺される
次郎はその後 姿が全く見られず 今年の冬を迎えてしまった…

そういう話だった
ライオンの生態をよく知る人には 子殺しが行われることは
野生の強い哺乳類の中では有る話だと 知っていることだろうと思う
雄は 自分の血を残すために(?)子どもを抱えたメス熊から子供を奪う
奪えば メス熊は乳が出なくなり 妊娠可能状態になる
(ライオンの場合 子どもを殺された数時間後には 雄に自らすり寄っていく)
そうして 子どもを殺して 雌と交尾をするのが雄なのだ
そりゃー 幼児や児童が見る 7時半からの番組では ちょっと やれないかもしれないなぁ
私も 知ってはいても 番組が終わり 布団に入り 朝になり…
クマについては 何も語れないで今の時間になった
野生なのだ そうやって 生きていくのだ
語彙の少ない私には それ以外の言葉が見つからない

今 娘が 子どもがいつ生まれてもおかしくない臨月を迎えている
それもあったからだと思うけれど
知ってはいるつもりでいても 映像で見るのはつらいものだったし
あれを 写していた横田さんは 見ているのも 相当に辛かっただろう
番組では 豪快に笑う横田さんを写していたけれど…
知っているつもりでいるテレビで見る被災地と
現実の被災地の違いみたいに
野性を目の前にすると 無力感とか 命のあり様とか
いろいろ テレビの前とは全然違う気持ちになるんだろうな

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by lilywhitesquirrel | 2017-01-16 17:34 | 過去ログ(非公開)

少しずつ 再開と思いましたが 無理があり あまり更新できません。


by りすこ
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