露伴から文へ

幸田露伴を読むことは滅多にないが 文さんや 青木玉さんの本を読んだ事が有る
露伴は 昔の男だし「変人」とも言われた人なので その子育ても興味深い
育てられた本人たちは 相当大変であったろうと思われる
でも その中に 本当の真実があるなー と 覚えておきたい話がいくつも見つかる
ものを深く知る人が言う事には やはり 真実がある

本は 何度もそのページを開けばいいのだが これは ここに抜き出しておこうと思った。

ある時他所で 意地悪なおばさんたちに「当てこすり」を言われて腹を立てて帰って文さん。
事の顛末を父親に報告すると
(以下抜粋)
曲げて言われたり、ないことを言われたりしたのなら腹を立ててもいいが
その通りのことを言われたのだから別に怒ることは無いじゃないか…(中略)
本当のことを言われたときには、すなおに、仰せの通りの言えばいい。
恥ずかしいと思ったのなら、それもそのままお恥ずかしゅうといい、
ご指摘いただきましたのをよいたよりにいたしたく、何卒御指導を、と万事素直に、
本心教えを乞うて、何にせよ、一つでも半分でも覚えて取る気になれば、よかったではないか。
水の流れのように、逆らわず、そしてひたひたと相手の中へ広がっていけば、
カッと抵抗してたかぶるみじめさからだけは、
少なくも逃れることはできたはずだと教えてくれ、それを教えておかなかったのは、
親の手落ちで、すまないことをした、といった。
今後も人中でねじられることはあろうが、もうこれからは慌てるな。
刺されたと思ったら、まず一つ二つと数えて、気息とととのえるうちに、
受太刀がわかる、という。
親の手ぬかりだった、といわれてはこちらも馬鹿だった、とすまなく思った。


これ 覚えておかなきゃと 50歳をはるかに過ぎて思う。未熟者である
文さんが聞いたのは まだ年端もいかぬ十代の話である。

なぜこれを書いているかというと 父が 体調のせいもあろうが
酷く機嫌が悪く 八つ当たりも甚だしい事柄が 日に 幾つもあるからだ。
覚悟の上ではあるが 私は 私なりの心が有るからさすがにつらい思いがある。
私が処方されている メンタルの薬も全く効き目をなさず 気持ちが塞いでいる。

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by lilywhitesquirrel | 2018-03-27 13:27 | 日々思うことなど

少しずつ 再開と思いましたが 無理があり あまり更新できません。


by りすこ
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